「郭くんの良いところって、人に流されないところですよね」
これは30歳の誕生日の時に友達の弟が俺に言ってくれた言葉です。
よく言えば自分を持ってる。
悪く言えば周りに合わせない、頑固ってことですよね。
さて、世間のゲーム好きはもっぱらモンスターを狩っているようで発売日を迎えて僕の元には…
「買った?」
「かっくん、モンハン買った?」
「どうせやってるんでしょ?モンハン」
「ひと狩り行かね?」
という連絡がバシバシと。
これ全部違う人からですよ?
モンハンがインフル並みに流行っているのです。
今回のモンスターハンターワールドも一応体験版はやったんですが…
やっぱり俺には合わない。
と思いました。
だって制限時間短すぎるし、討伐対象のモンスター全然死なないんだもん。
ここで僕のモンハン歴を話しておきますと、PSPの2ndGの卵運搬クエストでポーイっとしました。
それ以来、モンハンの製品版は触ってません。
発売日も数日が過ぎ、増えていくプレイ動画。
先日、ハトトカでご一緒した中村さんの動画。
ファミ通Appの目黒さんの動画。
特に目黒さんはいつもお馴染みのメンバーでのマルチプレイ。
なにやら楽しそう。
しかしフォロワーさんには…
郭さんには合わないと思います。
好きじゃなさそう。
という返信が来ました。
そんなフォロワーさんたちの
郭智博はモンハンやらないイメージを崩したら申し訳ないという気持ちもあり…
でもプレイ動画見たら楽しそう…
そして気付くと僕はめちゃんこ可愛いキャラクターを作っていました…。
例に漏れず、僕もモンハンに感染してしまったわけです。
なぜ男ではなく女性キャラクターを作っているのかというと、毎朝起きて鏡を見るとそこにはむさっ苦しい男が写っているわけです。
せめてゲームの中ぐらいめちゃんこ可愛い子を操作したい。
だから僕の欲望が詰まったキャラクターを作りました。
今回のモンスターハンター。
キャラメイクの自由度がハンパではない。
なかなか狩りに行けない。
そして次はお供の猫。
こちらも色やら毛の長さやらプレイヤーが決めることが出来ます。
ここでサッカー好きの悪い癖が出てしまいます。
応援しているチームのカラーを入れようというサッカーファンの習性。
そんなわけでうちの猫は緑の色が入りました。
それぞれ名前も悩みに悩んで決め、早速ゲームスタート!
顔が違ーーーう!!!!
せっかくあんなにも時間かけて欲望の塊(好きなタイプの顔)に寄せれたのにゼンッッッゼン顔が違う!!!
やられた。
めちゃんこ可愛い子にすれば、この子を強くしたい!という気持ちが原動力になってゲームを続けられると思ったのに、早速出鼻挫かれる。
余談ですが、FF10はブリッツボールで放り投げたにも関わらず、FF10-2は全員レベル99にして裏ボスまでやりきった過去がある僕には、操作するキャラクターが可愛いということは最重要事項なのである。
ちなみにユウナが好きなわけではなく、あの3人のキャピキャピした感じがよくて、ユウナなんて僕は全然好きではない。どちらかというとルールーが好きだった。
そんなわけでちょっとモヤモヤした気持ちを抱えたままゲームは進み、広大なフィールドをウロウロ。
今回はシームレスなのでエリア切り替えのストレスがありません、これはよい。
こッチヘ行ってください。
あっちへ行ってください。
という指示をこなして行くうちに、いよいよ大型モンスターを討伐するクエストが発生しました。
思えば…卵運搬クエストでポイっとした頃の僕はプレイヤースキルも低かった。
雑魚モンスターに嬲り殺されたことも一度や二度ではありません。
お肉をこんがり焼けたこともありませんでした。
しかし今の僕は違います。
数年前、ブラッドボーンという所謂、死に覚えゲームをクリアし、呪われたトゥメルの冒涜という最初から体力ゲージ半分にされる超鬼畜ダンジョンをヒーヒー言いながらクリアした僕にはモンスターの動きがもうスロー(に見えるくらいユルい)に見えちゃうわけです。
ちなみにここだけの話、某動画サイトの生放送にてその呪われたトゥメルの冒涜を配信したところ、多い時で120人程の人が見てくれて、第一層のボス、旧主人の番人を8時間かかって倒した時には「8888」がコメント欄を埋め尽くしました。
(8888がパチパチと拍手を表すものだとこの時初めて知りました)
そんな僕には今のところ出てくるモンスターは全くもってノープロブレムなわけです。
ただ!
モンスターハンターのモンスターってなんであんなに硬いの?
すんげー時間がかかる。
オマケに逃げる。
囲まれて斬られれば当然逃げたくなるのでそれはいいんだけど、逃げては追っかけて斬る、逃げては追っかけて斬る。
そして気づいてしまったわけです。
(おの〜犯人わかっちゃったんですけど〜的な)
これの繰り返しじゃねーかと…
まぁそうなんですよ。
モンスターハンターってモンスター倒してそいつの皮やら何やら剥ぎ取ってそれを元に装備を作ってそれを引っさげてまた強いモンスターに挑む。
言ってしまえばそれだけ。
自分より大きいモンスターをやっとの思いで倒す達成感にロマンを感じなければ、ディスクをベランダに吊り下げて鳥避けにしてしまうんですよ。
モンスターハンターの面白いところって、みんなでワイワイ話しながら狩るのが楽しいんだよね?きっと。
友達とやるから面白いんだよね?
ぼっちだと面白くないんじゃない?
そもそも、ソロのストーリーに重きを置いてるの?
みんなでワイワイ狩ることを前提に作られてる気がしてならない。
だって、モンハンのCMって人が集まってワイワイしてるやつしか見たことないもん。
それを推奨しているんでしょ多分。
一人でやるより誰かとやった方が遥かに楽しいもんね。
きっとモンハンはマルチプレイでプレイヤー同士の会話を楽しむゲームなんだ。
僕はそう思うことにしました。
そんなわけで、冒頭紹介した言葉を僕は裏切って周りに流されるままモンスターを狩り始めました。
ひと狩りいこーぜ。
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